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続)車社会のコミュニケーション

前回の続きはこちら

余談が長すぎて、本題が何だったか忘れてしまった…。
先ほど、前回の話を読み直してみて何となく思い出した。

道幅が狭い細っそい路地を車で通っている時に、必ずと言っていい程、とる行動がある。
という俺も、例外なく取っている行動だ。

それは、すれ違いざまに |д゚)チラッ と相手を見てしまう事だ。

この行動は、どういった心理で取っているのだろう…と日々悩んでいた。
しょうもないなぁと思っているかもしれんが、それほど平和だという事なんだろう。

その細っそい路地に入り、対向車が向かってくる。
その瞬間から、世界が急にスローになる🚗

若葉マークを貼り付けたピヨピヨドライバーなら、ハンドルを握る手には汗がびっしょり。
ま、俺くらいのベテランドライバーになると、なんてことはない。

前から車が来る。
あー、来た来た来た。この幅で来るんかい!っていう絶妙な距離感。
脇にわずかな空間がある。
と言っても、そこは歩道。仕方なしに左にハンドルを切る。

そして訪れる、あの瞬間。
すれ違いざまの、|д゚)チラッ

……来た来た来た来た。見てくる見てくる。
ガッツリと目が合う。

目が合った瞬間、無言の会話が始まる。

「ありがとうね!」とも取れる表情だったり「なんかすみません…」みたいな表情だったり。
時に、(゚Д゚)ゴルァ!! って顔してるヤンキーっぽいヤツだっている。

もう二度と会うことはないであろう相手。
その細い路地での一瞬の出来事。ほんの0.3秒。
刹那なコミュニケーションがそこにはある。

しかも面白いことに、見ないと逆に不安になってしまう。
見ることで「この人どう感じているのだろう」って相手の感情を確認する。
但し、見すぎると「なんやコイツ」ってなる。

だから自然と0.3秒という、絶妙なチラ見に落ち着く。
あれはもうドライバー同士の礼儀であり、軽い挨拶でもある。

手慣れたドライバーになると、軽くクラクションを鳴らしたり、手を上げる人もいる。
これは俺の経験上、男性に多い。というより、男性しか居合わせたことがない。

さらに言えば、スポーツタイプの車に乗っている傾向が高く、サングラスを掛けている率も高い。
(あくまで、俺の統計上である)

つまり、ちょっとイキった感じの野郎。
カーステレオのボリュームは38。車外に音が漏れている。

さらに、ルームミラーから葉っぱみたいなものをぶら下げていたら、もう間違いない。
確実に手を上げ、クラクションも鳴らしてくるタイプだ。

そして何事もなかったようにすれ違う。
会話もしてないのに、この細い路地を通過できたという達成感だけ残る。

人間って面白い。
言葉がなくても、ちゃんとやり取りが出来てる。

そして今日もどこかの、誰かがチラ見してる。
何も残らない、ほんの一瞬の出来事。

この辺りは、まだまだAIには到達できない領域。

そう考えるとあの0.3秒は、一番コスパのいいコミュニケーションなのだろう。

暖かくなってきたので、ソフトクリームを口の中へ一気にほおばる。

頭が キーン っってしたぜ!

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