最初から読んじゃうかい?
ピコーン💡
メルカリからのメール。
初めてだったので、少しドキドキしながら見てみる。
すると、そのメールの表題は「質問」だった。
その質問内容はというと…
こんにちわ。
2,500円でしたら、即決できます。
お値下げ可能でしょうか?
なんだ、いきなり値下げ交渉かよ…。
もちろんするわけがない。
数日間”いいね”とか”お気に入り”が付かなかったらそら、考えますわ。
のっけから、値下げする訳ねぇだろ?
しかも、こんにち「わ」。
この時点で、アウト。
スマホで操作してるとして、予測変換で「こん」までタイプすると、大概は「こんにちは」とちゃんと予測してくれるはず。
なおそれを超えて、わざわざ最後まで「こんにちわ」と打ち込む猪突猛進な野郎。
予測変換をも敵に回すややこしいヤツだとこちらも身構える。
ま、そうだろうな。
いきなり値下げ交渉してくるヤツだもの。
で、この構文よく見てみると…
2,500円でしたら、即決できます。
ちょっと待てぃ。
何でお前に主導権があるんじゃい!
俺が出品者。即決を決めるのは俺。お前じゃない。
百歩譲ってこちらから「〇〇円に値下げしました」とか「希望価格があればどうぞ」と言ってるなら分かる。
と、活字だと俺がイラ立ってる様子だけど、それは全然。むしろ、楽しんでる(笑)
(顔が見えないもんだから)色んなヤツがいるなーと観察しています。
ちなみにそいつの評価を見てみると総合評価件数は40件。
全て「良い」
根っからのワル(ややこしいヤツ)ではなさそうだ。
ところで、このシューズの出品価格は2,700円。
それを2,500円でどうですかって?
たかが200円で欲しいか欲しくないかを迷っちゃうのかい?
値切ること自体が性分なのか、それとも商売人気質のヤツなのか。はたまたただのケチなのか。
そうこうしてるうちに、猪突猛進野郎に興味が湧いてきた。
そこで俺は…
では、2,600円でどうですか?
と、融和的解決を提案してみた。
すると…
うーん、ビミョウですね。
…
…
…
クッソww
「ビミョウ」とカタカナにするのも小慣れた感があって、無駄にムカつかせてくるw
絶対、そんなに欲しいわけじゃねぇだろ、オマエ。
ホントに欲しいなら、100円くらい押し切っちゃうだろうし、そもそももたもたしてたら他の購入者に買われちゃうだろうしね。
その後、結局この値切り野郎からの音沙汰は無し。
そんなに欲しくなかったんでしょうね。
それなりに楽しませてもらった一人でした。
そして、次に現れたのが神経質な野郎。
ソールの汚れ具合をもう少し詳しく教えて欲しいのですが…
出品したシューズのソールは白色だったので、確かに少しの汚れでも目立つのは目立つ。
さらに、その靴で長距離を走ったことはありますか?もし走ったことあるなら、週に何キロくらい走ったのでしょうか?
もう、面倒だな…(笑)
続く…。
◆
メルカリの値下げ交渉。
出品者はそれなりの根気がないと心が疲弊する事でしょう。
俺みたいに人間観察的な感覚でするか、もしくは宇宙から見下ろすくらいの感覚で購入者とやり取り出来ないと無理だと思う。
ま、行きつく所は慣れで、事務的に処理できるようになれば一人前。
鼻をほじりながら出来るようになって、さらにモノの商品価値や相場の感覚がつかめるようになれば、個人事業として出来るようになるかもね。