クリスマスと大みそかの間の数日は、ほんの少しだけ街が静かになる。

外はその静けさと並行して寒いのに、スーパーの惣菜コーナーだけは妙に熱い。
年末ですよ、さぁさぁどうぞ
ポップが主張してくる。年末特有のあの圧だ🍤
さらに、この時期「今年を振り返る」と世間が言い始める頃。
テレビをつけても大体総集編が流れてくる。
「あー、あったあったこんなこと」と懐かしんでいるが、全て今年(1年以内に)起きたことばかり。
随分前にあった出来事のように感じるは気のせいなのか…?
世間の出来事を振り返りながら、今年一年の自分史も同時に振り返ってみる。
と振り返るものの、細かいことは忘れたい。
俺には忘年会という名のリセットボタンがある🍺
アルコールをタネにリセットしようじゃないか。
(オレ、飲めんけどね…。)

そら、失敗もあったし、言わんでいい一言もあった。
それに無理に知らなくていい事もあったし、後から気づく無駄なサブスクなんてのもあった。
どれも思い出せる。でも、思い出したくないのは人類みな同じ。
そんな時に浮かぶ定番のフレーズ。
終わりよければすべて良し
説明はできない。
終わりが良かった事実は存在しないのに、なぜかこれで〆ることができる謎の納得感😌
年の瀬の雰囲気がそうさせるのだろうか。
なんだかんだで頑張ったこと“だけ”が自分の脳を支配してしまう独特の雰囲気。
仕事帰り、街のきらびやかなイルミネーションがそう錯覚させるのかもしれない。
なので、終わり“が”良かったように感じるのだろう。
そう年の瀬とは、そんな特別な数日間だと思えばいい。
途中のミスも、遠回りも、一応ここまで来たという事実だけが評価される。
レシートは長いが、末端の合計金額だけ見る感覚に近い🧾

キャベツが高い、肉が高い、なんでも高い…。
合計金額を見て、どこにもぶつけようのないもどかしさに似てる。
来年はどうする?
ちゃんとする?
改善する?
……しない。
多分、同じことを少しだけ上手くやるだけ。
今までそうしてきた。変えなきゃと思ってもそうしてきた😆
年末は総括の顔をして、本当は日課の「今日を終わらせたい」だけ。
結局、普段通り。
今日の終わりに鏡を見る。そこに映ってるのは、
終わりよければすべて良し…みたいな顔😏

口角はわずかに上がってる。
反省してる風ではある。
ただし学習はしていない。
「まぁ、今年も生きながらえたしな」
その一言で全てを包もうとする表情😌
悪くない。少なくとも今年は、ちゃんとここまで来た顔🙂
取り返しのつかない失敗をした訳でもない。
覆水盆に返らnight.
今夜はもう遅い。
…
…
…
…
はよ寝よっと。
◆
今年一番の俺が評価するMVB
モースト バリア…なんとか ビーフね。

ええやん!