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〆)BBQで最適な肉の量を力説するぞ

始めから読む。(永久保存版だぞ)

前回まで、BBQの肉の量は120gで十分だと力強い解説をしてきた。
それでもなお「そんな量では少なすぎるだろ!」と思われる方も多いでしょう。

それでも、俺は言い通す。足らんくらいがちょうどいい、と。

それじゃ、今回が最終話。より深掘りしていくぞ。

いくら大好物だと言っても、無駄にあり過ぎると飽きるでしょ?
しかも、全部食べられない。
で、実際に大好物の料理が、目の前の皿に残っている。

そんな経験、誰しもあるでしょう。
しかもそれを見た時、多少なりと後悔したことがあるはず。

そう言うことなんです。

俺もつい先日、ラーメンのトッピングに失敗したばかり。
バターコーンが好きで、ラーメンのトッピングにそれを追加する。
(ちなみに回転ずしに行っても、まず食べるのはコーン(軍艦のヤツ))
今回、注文したのは『バターコーンらーめん』

しかも、今回はそれにトッピングの追加として「バターコーン」を追加したんだ。

つまり、バターコーンの量が2倍になったというワケ。

店員も当然ながら聞き返してきたさ。

🧝‍♀️:えっ!お客さんが頼まれたものはバターコーンらーめんですよ?
🕺:そうだ。
🧝‍♀️:バターコーンをさらにブッ込むってことでいいんですね?
🕺:そういうことだ。

最初は、コーンが倍もあると喜んでいた。
だけど、食べ進めていく内に段々と飽きてくる。

旨いのは旨いのだけれど…。

こういう感覚に陥ってくる。何事も程度問題。
あればいいってもんじゃない。その「希少性」があるからこそ、旨いと感じられるんだ。

そのことをそのままBBQに当てはめるとイイ。
足りなかったら困ると思って、多めに準備する。これが、結果的に無駄になってしまう。

むしろ、ちょっと足りない方が「この肉は美味しかったから、すぐに無くなっちゃたんだ」思える。

すると「今度もアノお肉屋さんに買いに行こう!」と、こうなる。

むしろ、余り過ぎてしまうと、悪い印象を与えかねない。

肉を売る側も、欲を出して少しでも多く販売するよりも、次回の注文(リピート)のことを考えて販売する方が、結果的にWin-Winとなる。

ギリギリ、もしくは少し物足りないかなくらいで丁度いい。
結論、肉は一人120gで事足りる。

4回に渡って力説したこのシリーズ。

是非、参考にしてみてくれよな。

なにも食べ物に限った話ではない。
例えば、90年代後半に流行った「たまごっち」

これは「話題になってるから」とか「みんながみんな、持ってないから」「白のたまごっっちは手に入らないぞ!」と、巷で騒いでたからそうなった。

元々、ゲームなんかしない人でも周りがざわついてるから、その波に乗じて自分も欲しくなったって人もいるでしょう。

そして、第一期ほどのブームではないにしろ、今でもたまごっちは売れ続けている。
あれから30年ほど経ちました。

みなさんも買おうと思えば、いつだって買える。その上、2つでも3つも買えますよね。

でも、今は特に欲しいとは思わない。

かと言って、1億円するスーパーカーや、10億円する大きな屋敷が欲しいかと言えば、欲しくない。と言うより、欲しいと思うに至らない。
だって、どうあがいたって手に入らないだもの。

つまりその人にとって、買えそうで買えないもの(届きそうで届かないもの)が欲しいのですよ。人間って。

なんでも手に入る大富豪って結局、大不幸…とは言いませんが、手に入れることの幸福感を得られない人たちかもしれませんね。

皮肉でも妬み(ねたみ)でも僻み(ひがみ)でもなくて。

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