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ちょっと

ドウシテ チョット ナンデスカ?

駅の土産物の売店で、外国人が困惑していた。
状況として、店員が日本人で客が外国人。

その外国人の後ろにいた俺。
よく聞き取れなかったが、外国人が何かを頼み、そこで店員が…

それはちょっと…

と、答えたのだ。

普段、何気なく使っているこの『ちょっと』という言葉。
あらためて考えてみると、こいつの働き方が尋常ではない。

「ちょっと食べる」「ちょっと休む」

この辺りは分かる。
「少し」という意味だ。

ところが…

その日はちょっと……

急に、断り始める。その日は何なのだ。
忙しいのか?用事があるのか?
はたまた俺が嫌いなのか?あぁん?

そこを説明しないまま、会話が終了する。
そして、俺も「ああ、そうか…」と引き下がる。

具体的には何も聞いていない。
それでも分かってしまうのだから、よくできている。

外国人にはこの「ちょっと」が理解できないらしい。
考えてみれば、そりゃそうだよな、と思い当たる節はある。

指摘する時も便利だ。

ここがちょっと……

これだけで、相手は「あ、直します」となる。
何がどう悪いのか。どうしてほしいのか。

その辺りは、相手に考えてもらう。

言葉は控えめだが、やっていることは結構な丸投げである。

さらに…

チョット!!

こうなると、怒っている。だけど、ブチ切れてはいない。
相手に多少なりと気を使っている怒り方だ。

ホントにブチ切れたならば「ちょっと」なんて言わない(付けない)。
いきなり…

ゴラァァァ!

となるはずだ。
相手を多少なりと「傷つけたくない」と心理が多少なりと垣間見える。
“遠慮”というオブラートに包まれている。

引き続き、多くの外国人が日本を訪れることでしょう。
この「ちょっと」という言葉。

外国人に対しては、ちょっと気にしてあげてください。

◆

アジア大会が盛り上がっています。

その中でのeスポーツ。
ひと昔前まで賛否ありましたが、このアジア大会で全く否定的な意見は聞きませんね。

時代の転換点になったのでは。

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