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信用は貸したが、責任まで付いてきた

世の中には、表に立つ人と裏で糸を引いてる人がいる。
だいたい揉め事というのは、この配置で始まる。

元プロ野球選手の関本氏が広告塔となった250億円の投資トラブルのニュース。

今回の件もそんな匂いがする。
名前のある人が前に立ち、信用のない人が後ろで息をひそめる。
古今東西ずっとある、古典的なアレだ。

関本さんが本当に中身まで理解していたのか、どこまで関わっていたのか。
それは外野にはまだ分からない。
ここで断定するには、思考が浅はかすぎる。

ただ、世間はそこまで細かく見ない。
有名人が出てきた時点で、こう思う人が出る。

「あぁ、この人が言うなら大丈夫そう」

人間は肩書きと知名度に弱い。
筋トレしてる人でも、そこだけ腹筋がない。
見事に柔らかい。

例えば、スーパーで知らんメーカーの鍋つゆが並んでいても、横に見たことあるタレントの顔があると急に安心する。
別にその人、昨日まで鍋つゆ研究してたわけでもないのに。

信用とは、本来じっくり積み上げるレンガだ。
なのに現代では、顔写真一枚で代用されることがある。
便利すぎる世の中は、たまに雑すぎるところがある。

今回もし関本さんが、誰かの描いた設計図の上に立たされていたなら。
それは“利用された”とも言える。

だが同時に、表に立った責任も消えない。
ここが社会のややこしい所だ。

「神輿(みこし)に乗せられただけです」

と言っても、担いだ人より先に写真に写るのは神輿の上の人である。

つまり、裏で糸を引く人間は泥が付きにくい。
前に出た人間は、泥を全部浴びる。

なんとも効率のいい悪知恵だ。
他人の看板で商売し、問題が起きれば看板だけ倒す。
自分は倉庫に戻って無傷。腹立つほど手慣れている。

我々が学ぶべきは、たった一つ。

有名人がいる。
知人が薦める。
先輩が絶賛している。
その程度では、財布を開ける理由にならない。

見るべきは仕組み、金の流れそして、誰が儲かる構造か。
ここである。

人は人を見るが、金は構造を見る。
(自分で言うのもなんだが、名言だわ)

世の中で最も高い授業料は、儲け話の入学金。
入学式で拍手喝采し、学びの日々は問い合わせフォームを連打。
そして卒業式には、返金されない返金相談の列に並ぶ。

何とも忙しない学び舎である。

個人的な見解だけど、関本さんは利用された感が強い。
と同時に、そうであって欲しいと願っている。

別に、ファンであるとかそういうもんじゃない。
現役中は名前だけ知ってるくらいで、引退後のテレビなんかで発信されるトークが面白い。
それで、好感を持った一人であるにすぎない。

これにめげずに頑張って欲しい。

◆ ◆

「社内データなどを管理するサーバーを1口100万円から販売。数カ月に1度、10%の利息をつけて顧客から買い戻すなどと謳っていた。」
(引用元:Yahoo!ニュース)

記事にある「数か月に1度」を3か月に置き換えて計算してみる。

期間 金額 利益
開始時 100万円 0円
3か月後 110万円 +10万円
6か月後 121万円 +21万円
9か月後 133.1万円 +33.1万円
1年後 146.4万円 +46.4万円
3年後 313.8万円 +213.8万円

もちろん、最高の条件で計算してみた。

3か月ごとに10%で複利的に回した場合である。
記事文だけでは「その増え方が契約上確定していた」とは言えないのであしからず。

100万が3年で313万になる。

ありえんでしょ?

ちょっと計算すれば分かることだし、これをその担当者に聞いてみよう。
その担当者がしどろもどろになれば、その投資話はやめるべきだ。
(そもそも騙そうと思ってるヤツは、知能が低い。簡単にボロが出る。というか、知識がない)

上の例のように「複利型」なのかそれとも「単利型」なのか。
買い戻された後に、再度100万円の出資が必要なタイプなのか。

投資には、色んな仕組みがある。
ウマい…いや、ウマすぎる話にご注意を。

かと言って、投資を恐れる必要はない。
ほんの少しの知識と常識を身に着ければ事足りる。

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